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香港の今

変わっていく景色

· 心のなか,世界

毎年出張で訪れる香港。

打ち合わせをしたらいつもトンボ帰りという感じでしたが、今回はお客様をお連れしていたので、夜景観賞ツアーやレストランを予約していました。

当日の昼過ぎ、夜景観賞ツアーを企画している会社から急なデモを懸念して中止の連絡があり、ホテルからも「今夜は外出しないほうが良い」とアドバイスをいただき、結局は宿泊をしているホテルのレストランで食事をすることになりました。

結果、ホテルのシンガポール料理がとっても美味しくて、店員さんもすごく楽しい方で、お客様と良い時間を過ごすことができました。

 

日本で情報をチェックすると、デモは限られた場所で夜か週末に行われているイメージでしたが、平日でもMTRの出口が封鎖されたり、道もゴミなどで妨害されて通れなくなっているのを目の当たりにしました。

学生さんだけではなく、OLさんやサラリーマンも昼休みに抗議活動をしているようでした。

現地のテレビでは常に、どこの駅が封鎖、どこの道は通れないと、最新の情報を流しているようでした。

遠くで起きているように感じていたことがとても身近にあり、「もしも私が香港に生まれていたらどうしていたんだろう、、、」と思いました。

 

香港がイギリスから返還されたころを今でも覚えています。

「返還される前の今こそ!」と、多くの日本人が香港旅行に行っていたと思います。

私は返還直後に初めて行き、観光やショッピングを楽しみました。

そして、初めて見る「西洋と東洋の融合」にとても刺激を受けて、「Repulse bay」という曲を書き、最初のアルバムに収録しました。

あの頃は、「返還後の香港はどんどん変わっていくのだろう」とぼんやり感じていたのですが、あれから20年も経っていることに気がつきました。

毎日変わる情勢の中で、世界はなんとかバランスをとろうとしているものの、1秒たりとも同じ状況は続かず、「あの頃と同じ景色」はもう二度と見られないものなんだと実感しました。

 

私は今回たぶん初めて、心から「香港が大好き」と思えたのです。

香港人のエネルギーや強さが眩しいと思いました。

そして、ホテルの遠くに見えた夜景や、海風も、すごく心地よかった。

今の景色を心に焼き付けたいです。

 

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