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国民祭典で感じたこと

Journey to Harmony

· イベント

天皇陛下の即位をお祝いする国民祭典に参加しました。

思いがけず、招待券をいただいたのです。

皆が手に持つLED提灯と夜景が幻想的で、両陛下がお出ましになったときの嬉しさと緊張感は一生忘れません。

私は日本人に見られないことが多く、自分自身もこの国で浮いてしまっている心地悪さをどこか感じることがありますが、社会に出て色々な国に行ったり、外国人と仕事する機会が多くなってから、何の努力も無しに自分が日本に生まれたというだけで、どんなに恵まれているかを感じることばかりでした。

国民祭典は、多くの人の手で作られていることを感じました。

会場までの道のりを誘導する方や、セキュリティチェックの方、チケットを確認する方や国旗などを配布する方など、、、すべての方々が役割に徹されていました。

司会の方々、祝辞を述べられた方々、演奏の方々など、すべてが滞りなくスムーズに、厳かに進行されていくことに、日本人ならではの美しさを感じました。

会場を後にするときも、スタッフの方々が何度も何度も「ありがとうございました!」と一般客に声をかけていました。こちらこそ、ありがとうございましたなのに、、、と思いました。

どれもこれも、当たり前のことではありません。

日本人であることを、心から有難いと思いました。
 

菅野よう子さんが作曲された奉祝曲"Journey to Harmony"は、会場全体を幸せに包んでくれたようでした。
私達の手さえ悴む寒い中、辻井伸行さんのピアノの音の粒が美しく響き、嵐の皆さんがあたたかく「大丈夫」と歌ってくださったとき、日本人が今一番求めていた言葉だと感じました。

私が子どもの頃は、日本の経済は発展していくばかりで、大人になってそれが後退することはまるで感じていませんでした。

誕生日やクリスマスにはプレゼントを買ってもらい、学校に行くのも食べるのも困ったことがありませんでした。
戦争やテロ、災害についても、まるで他人事のように感じていたところがあります。
しかし、大人になってみるとたくさんの問題に直面し、努力だけではどうにもならないことも経験しました。
少子化が進んでいる日本は、私を含む大多数が老人になってしまうので、将来に対する不安も膨らみます。

 

でも、岡田恵和さんが書かれた奉祝曲の歌詞には、令和の時代を生きるヒントと思いやりが短い言葉で凝縮されているように感じました。
最初に歌詞を拝見したときは、とてもカジュアルな詞だと感じたのですが、私たちの心の距離を縮めてくださるとても素敵な言葉の数々が、じわじわと心に染み込んできました。
そして、会場全体で歌った君が代で、心が安らかに、清らかに整っていくようでした。

音楽が持つ力を、全身で体感できました。


日本に生まれたこと、それだけで大きなチャンスをいただいたことを、もっと活かしていかなければならないと強く思うと同時に、ワクワクするような希望が、まだまだたくさんあることに気づかせていただきました。

令和を生きられて、本当に幸せだと思います。

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